宗像の食材を散りばめた美しきフランス料理

Audiで行く週末グルメドライブシリーズ。今回は、春の訪れを感じる宗像で、地元の食材を使ったフレンチをいただきに「Munakata Cuisine Ishida」を訪ねました。福岡市内から途中、世界遺産に登録された古墳群などを通り過ぎ、宗像へ向かいます。一面の菜の花に春がもうそこまで来てるのを感じ、心地よいドライブを1時間ほど楽しんだらあっという間に宗像に到着。食事まで少し時間があったので「道の駅むなかた」を覗いてみました。魚はもちろん、むなかた牛や多種多様な野菜、果物など、宗像の食材の充実ぶりに圧倒され、ちょっと寄るつもりが気が付けば両手いっぱいに買い物をしてしまいました。
「道の駅むなかた」から「Munakata Cuisine Ishida」までは車で3分ほど。見逃してしまいそうな普通の民家ですが、車を停めて店内への扉をくぐると、そこは別世界。センス良くデコレーションされた女性好みのインテリアで、雑誌に出てくるヨーロッパのお宅のようなおしゃれな空間が広がります。

このお店は、もともと宗像ご出身という石田浩二さんが福岡市内のフランス料理店などで経験を積んだ後、9年前にオープン。「フレンチがベースですが、あくまで主役は宗像の食材。宗像はこだわりのある生産者が多く、力強い食材が揃っているので素材のよさが一番よく伝わるよう心掛けて調理しています」と石田さん。今回は5,180円のランチで宗像づくしを堪能します。

アミューズは「新玉ねぎのタルト」。玉ねぎの甘味とパルメジャーノの旨味がマッチするシンプルなメニューで始まります。そして前菜の「鐘崎のブリのクリュ」は、花畑のように鮮やかな一皿。紫カリフラワー、蕾菜、ロマネスコなど、どれも地元の無農薬農家から届けられた野菜で、ブリが隠れるほどに野菜が散りばめられています。また、エディブルフラワーも地元のもの。野菜をはじめ、食材はその日採れたものが届くので、メニューも食材を見てから決めるのだそう。いつも季節感溢れる新鮮な料理がいただけるというわけですね。

さらに「菊芋のスープ」「牡蠣のチーズ焼き」が運ばれてきました。「牡蠣のチーズ焼き」は牡蠣の濃厚な旨味に加えて、エダム、グリュイエール、ゴルゴンゾーラという、3種のチーズがさらに濃厚な味わいをプラスしています。いろいろいただいておなかも7分ぐらいになりましたが、なんとここまでが前菜です。

そして、いよいよメインです。魚料理「スズキのポワレ」は、身はしっとり皮がパリパリとした絶妙な焼き加減で、カリフラワーのクリームや香り豊かな春菊のソースがあっさりとしたスズキとよく合います。
肉料理は「むなかた牛のカイノミ」。シンプルな赤ワインソースで肉本来の旨味を味わいながらいただきました。

シメのデザートは「リンゴのソルベとバナナのムース」です。食後はコーヒーか紅茶をセレクトするのですが、こちらでは「Mighty Leaf（マイティリーフ）」という高品質な茶葉やハーブを使用したブランドの紅茶を扱っていて、南部鉄器のティーポットで提供してくれるので、「マサラチャイ」をオーダーしました。紅茶は9種ほどあるので、グループなら各々違う紅茶を頼んで飲み比べるものもいいですね。

シェフの言葉通り、どれも素材のよさを引き出したシンプルな料理で宗像の豊かな自然を味覚で存分に感じることができました。1度訪れた人の口コミでどんどん評判が広がっていき、今では1カ月先ぐらいまで予約でいっぱいという人気店。早めの予約をオススメします。

この記事はAudi正規ディーラーAudi福岡東の提供でお届けしました。

今回のドライブカー

Audi e-tron GT quattro［オプション装着車］［欧州仕様車］

時代の先端を行くテクノロジーと、感性を刺激するエモーショナルなデザインを両立した
Audiの理想を体現する電気自動車のフラッグシップモデル。
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車両協力：Audi正規ディーラー Audi福岡東